【今すぐ出来る環境対策】ダークデータを削除しよう!

環境ボランティア
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iCloudやGoogleDriveなどの、クラウドサービスを利用したことはありますか?
今回は、クラウドサービスなどの利用者を対象に、誰でも今すぐに取り組みが出来る環境活動を紹介します。

ダークデータとは

ダークデータとは、主に有効活用されずに、使われなくなったデータの事を表します。

今回はそのダークデータをテーマに興味深い記事を発見しました。

https://theconversation.com/dark-data-is-killing-the-planet-we-need-digital-decarbonisation-190423

簡単に和訳すると、サーバーのログファイルや、日々蓄積されるビックデータの中には価値が不明なデータ達(ダークデータ)が存在し、そのダークデータは見えないエネルギーコストとして組織を襲っている。

もちろん、企業が日々蓄積しているデータの中には、クラウドサービスの利用によるダークデータも含まれています。
このダークデータはサーバーのスペースを占領するだけでなく、大量の電力を消費します。

そして、その生成されたデータの最大65%が使用されず、最大15%が最新ではないようです。

二酸化炭素排出量

従業員が100人以上の典型的なデータ駆動型ビジネスは、1日に約2,983GBものダークデータを生成する可能性があり、そのデータを1年間保有することでそのデータの二酸化炭素排出量はロンドンからニューヨークまで6回の飛行した場合と同じになるそうです。

調べて見ると
ロンドンからニューヨークまでの距離は5,578km
日本に例えると沖縄の端から北海道の端まで約3,000kmとされています。
日本横断が5往復半ぐらいできますね。

上記の例えは一つの企業です。
それが世界となれば、1日に約1,300,000,000GBのダークデータを生成しているみたいです。
その二酸化炭素排出量はロンドンからニューヨークまで約3,023,255回飛行するレベルのようです。

ベル様
ベル様

規模が大きすぎる…!!!

デジタル化に起因する世界の温室効果ガス排出量は、4%となっています。
また、データ産業は将来的に自動車や飛行機などの分野の炭素排出量を合わせたよりも、多くの炭素を排出する可能性が高いのです。

ダークデータを削除してみる

ダークデータ削除前

GoogleOneは、長期間使用されていないデータを表示してくれます。
非常に便利な機能ですね。

GoogleDriveだけでなく、溜め込みがちなGmailのメールも消していきます。

ダークデータ削除後

2.53GB削除し、すっきりしました。

このPCにOneDriveが入ってることを思い出し、今のところ使ってないのでアインストールしました。

iCloud

iCloudは半分以上、写真で占めています。
思い入れのある、写真が多いのでなかなか消せませんでした。

ベル様
ベル様

にゃんの写真が増えているようだな。

機種変更する際には大容量のスマホを購入します。
(ファイルなど0.3GB削除しました)

その他に、GitHubのもう触っていないリポジトリや、YouTubeなのど閲覧データなど削除しました。

削除することによる効果

今回、私が削除したデータは約3GB
この記事を見て皆さんも同じように、ダークデータを削除して頂ければ塵も積もって大きな効果があるのではないでしょうか?

以上、今すぐにできる環境対策でした。

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